新年のご挨拶から気がつけば季節は春に移り変わっておりました。
本日ご紹介いたしますのは、2月25日に香川県丸亀市での表題の公演です。
アイレックス公式サイトでの特設ページ→『
アイレックス:イル・トロヴァトーレ』


「イル・トロヴァトーレ」とは訳すと「吟遊詩人」となります。
誰の事を指すかと言うと、私、芹澤が演じますマンリーコのことです。
あらすじをまとめると以下の通りです。
・・・
舞台は15世紀スペインのアラゴン地方。ルーナ伯爵には幼い弟がいました。
弟が病弱なのはジプシー女の呪いのせいだとされ、その女は先代伯爵の命令で火あぶりに処せられましたが、
処刑後、伯爵の弟もいなくなっていました。
成人したルーナ伯爵は宮廷女官レオノーラに恋しますが、彼女は吟遊詩人(トロヴァトーレ)のマンリーコと相思相愛の仲です。
マンリーコの母親アズチェーナは処刑されたジプシー女の娘で、母を殺したルーナ伯爵家を恨むとともに、母親が処刑されるとき、
ルーナ伯爵の弟を奪おうとして、誤って自分の子供を火に投げ入れてしまったという忌まわしい記憶を抱えていました。
アズチェーナが弟の誘拐犯だと知ったルーナ伯爵が彼女を捕えると、マンリーコは母親の奪還を図りますが、
失敗して逆に捕えられ、母親と一緒に処刑されることに。
それを知ったレオノーラは、自分の身体を捧げるかわりにマンリーコを助ける約束をルーナ伯爵から取りつけ、
隠れて毒をあおります。レオノーラの絶命を知ったルーナ伯爵は激怒して、マンリーコを処刑しますが、
そのときアズチェーナは叫ぶのです。「あれはおまえの弟だ。かあさん、仇を取ったよ!」
(東京二期会HP:オペラを愉しむ 香原斗志) より抜粋
全文はこちら→
オペラ中毒者を生み続ける『イル・トロヴァトーレ』への処方箋・・・
ヴェルディの作品の中でもとりわけ素晴らしい音楽に満ち溢れたオペラの1つです。
今回の公演は演奏会形式ということで、衣装、演技、大掛かりな舞台装置はありませんが、その分、
素晴らしい音楽を存分に堪能していただけると思います。
全曲フルオーケストラでの演奏で2000円は通常ですと考えられない価格です。
皆様に少しでもオペラの楽しさを感じて頂けたらと、稽古に勤しんでおります。
お近くの方、又はうどんを食べたくてたまたま香川県にお越しになる方。
うどんのシメにオペラはいかがでしょうか?
- 2018/02/16(金) 13:14:39|
- 演奏会
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